今年度は運動会をはじめとする様々な行事をどうしていくか頭を抱えている園や学校も多いことと思われます。私たちの運動会も感染リスクを考慮すれば、中止という選択肢が賢明だったかもしれません。しかし、どこまで対策をすればいいかの正解はありませんが、そうした中でもなんとか開催できる方法はないかを検討し、今回は参加学年の削減、プログラムの見直し、観覧者の大幅な人数制限、観覧者全員の健康状態の報告などを行い、10月3日(土)に新しい運動会を開催しました。
新たな生活様式を念頭に置いた行事運営は試行錯誤の連続ですが、コロナと共存するニューノーマルな時代を見据えて「この機会を単に今までの行事の中止や変更を行うという視点ではなく、行事が減ったり内容を見直すことをきっかけに、子どもの主体性や自主性が今まで以上に発揮できる環境を再構築し、今後の行事や保育の在り方に反映させる」と、5月の段階で保護者の皆様にはお伝えさせていただきました。
今少しずつではありますが日常の保育の在り方を見直したり、新たな取り組みを始めたりと、行事の見直しによる日常保育の見直しも進んでおり、行事が変更しても子どもたちのイキイキ・ワクワク・ドキドキは昨年以上に実現できていると実感しています。
当園では、今後も様々な行事等の変更が予定される中、内容が変わったとしても、子どもたちが行事に向けて前向きな気持ちを高められるよう「思い出に残る行事にするには何ができるだろう」と子どもたちに問いかけ一緒に考えたり、保育者の願いを伝えたりしながら、行事に参加する意義を子どもたちにもたせていきたいと思っていますので、ご家庭でもそうした考えを共有していただきますようご理解ご協力をお願いします。
前置きが長くなりましたが、そんな新たな運動会の様子をご覧ください。