ごあいさつ

こども達のため、親のため、社会のために何をしてあげられるかを考え真摯に取り組む法人経営

昭和40年から50年代にかけて、高度経済成長に伴い既婚女性の職場進出が進んだことや、第二次ベビーブームの到来などを背景に、保育需要が拡大し保育施設の大幅な整備が進められました。

しかし、その当時「3歳以下の乳幼児期は、家庭で保育するのが当然」「乳児は母との持続的な1対1の関係の中でこそ安定した情緒の発達が期待できる」という育児に関する従来からの考え方も根強く残る中、保育施設もまだまだ3歳以下のこどもを受け入れる所は少なく、職業をもつ女性にとっては仕事と乳幼児の子育ての両立が現実的に極めて難しい時代でもありました。

そのような場合においても乳幼児の福祉が阻害されないようにするため、「こども・親・社会に対して何かできることはないか?」と前理事長夫妻が思案し、昭和48年に高崎市の自宅を改築して無認可の託児所「ひよこ乳児園」を開設し、受け入れ施設の少ない0.1.2歳児の保育をスタートさせました。

その後、低年齢児を受け入れる保育施設の需要が高まった高崎市からの要請と、安定経営を目指し社会福祉法人化を考えていた私達との思いが一致し、昭和52年3月31日に社会福祉法人伸晃会として認可され、0・1・2歳児を受け入れる保育施設「ひよこ保育園(定員30名)」を昭和52年4月1日に現在の場所で開設しました。(昭和55年度より5歳児まで預かる施設となる)

その後、平成8年には施設の老朽化及び入園希望者の増加による対応で、園舎を全面改築し定員を45名に増員。しかし、入園希望者がなかなか入れない状況が続いたため、平成10年に定員を60名に増員。それでも多くの希望者が入れない状況が続いたため、平成17年に園舎を増築、定員を90名に増員しました。それと同時期に、小学校の学童クラブの時間や内容に不満を持っていた卒園児の保護者の方々からの強い要望と、子育てを長期的にフォローしていくという私達の考え方が一致し、平成17年4月よりひよこ保育園の卒園児童の預かり保育施設「ひよこ保育園卒園児クラブ」を開設しました。

また、平成18年には前橋市六供町にある前橋市立第五保育所を前橋市が民営化するという記事が新聞に掲載されたのを機に、前橋市にも私達の理念に基づく保育施設のニーズがあると判断し前橋市の公募に応募。数か月に及ぶ選考の結果、私達が民営化先に選ばれ、平成20年4月1日に「六供ひよこ保育園(定員160名)」を開設しました。

そして、平成27年4月に施行される「子ども・子育て支援新制度」により、ひよこ保育園及び六供ひよこ保育園は、幼保連携型認定こども園『ひよこプリスクール』及び『ろっくひよこプリスクール』として新たなスタートを切りました。これにより、3歳以上のこどもについては親の就労に関係なく、全てのこどもが当園を利用できるようになりました。

私達は、「職業をもつ女性の仕事と子育ての両立」「乳幼児の専門的なサポート」のためにスタートした開設当初の思いと、「子育ての孤立化や不安感、負担感の増大」「こどもの多様な大人やこどもとの関わりの減少」などの現代の子育ての課題に真正面から取り組むために、「こども達のために何ができるか?」「親のために何ができるか?」「社会のために何ができるか?」というテーマを軸に、伸晃会にかかわった全ての人に「伸晃会と出会えて良かった」と小さな幸せを感じてもらえる努力を続け、より一層地域に愛され、地域に必要とされる法人経営を目指します。

理事長:井草 晃(いぐさ あきら)