- ひよこ-

2023.02.27

にこにこデー〜皆川・竹内グループ〜

皆川・竹内グループではスライム作りから始まり、小麦粉粘土、寒天遊びと様々な感触を楽しんできました。また、それぞれの活動で色の変化や色の見え方の違いに着目し、遊びながら興味関心を深めてきた子どもたちです。

今日は感触遊び、色遊びから発展した後半の活動を紹介します!

〈ステンドグラス作り〉

「紙や布以外でも色で遊べるのかな〜」「もっと色んな色で遊びたい!」と言うことで、12月にはカラーセロハンを使ってステンドグラスを作りました。お家型の枠に自由にカラーセロハンを貼り付けていきます。大きいままダイナミックに貼る子、細かく切って模様のように貼る子と様々です。

窓に3色の大きなカラーセロハンを貼っておくと、出来た子からステンドグラスを重ねていましたよ。最初は作ったステンドグラスを上からあてて見ていましたが、カラーセロハンの下に入れてみたり友達の作品と重ねたりと、様々な方法を試し色の変化や見え方の違いを楽しんでいました。

作ったステンドグラスを持って戸外へ出ると、花や空、遊具など、色々な物を眺めていましたよ。そんな中、地面に綺麗に映っているのを発見した子もいました。

地面に映しながら遊んでいると、「どこかにこーゆーのあったよね…」と園舎内の探検へ!ランチルームに行くと、大きなステンドグラスを発見!「大きいのいいね〜」「みんなで大きいのを作ろう!」と、3グループに分かれて大きなステンドグラス作りがスタート!

出来上がったグループから窓に飾ってみると、陽の光がカラーセロハンに当たって床や服に色が映り、子どもたちも「すごいね!」「綺麗だね!」と目を輝かせていましたよ。

一方で「陽が当たらないと映らないね」「他に方法はないかな〜」と新たな疑問も生まれみんなで話していると、そら組の男の子が「電気に当てたらいいんじゃない!」と提案してくれたので、試してみることにしました。

懐中電灯やスポットライトを使い壁に映してみますが、最初は光とステンドグラスの間に入ってしまったり、距離感が掴めずぼやけたりと上手く色が映りませんでしたが、ステンドグラスを壁に近づけてみると綺麗に映ることを発見!綺麗に映ると歓声が上がり盛り上がりました。

次の日には描いた絵を映してみたいと言う意見もあり、袋に思い思いに絵を描き同じように反射させてみることにしました。

描いた絵は思うように映らず、「ペンだと色が薄いのかな?」「濃い色がいいんじゃない?」「ライトに近づけてみたら?」「大きく絵を描けば良かったかな〜」など、描くペンの濃さや壁の色、光の強さにも着目していた子どもたちです。

〈ダンボールでまちづくり〉

2月のにこにこデーは3日間続くため、以前からそら組さんのリクエストにあったダンボールの街作りをしました。

初日は大きなダンボールを手に、そら組さんは何を作るのか相談することから始めました。にじ組さんとたいよう組さんはダンボールや牛乳パックを手にすると、思い思いに家を作り始めていましたよ。

上手くいかないところや切るのが難しいところは、保育者や実習生、そら組さんやお友達に手伝ってもらいながら、自分のイメージを形にしようと一生懸命に試行錯誤していました。

2日目になると、それぞれの家が徐々に形になってきました。友達が作った家に入ってみると思っていたよりも小さく、「これは一人用だね!」「みんなで入るには大きいダンボールが必要だね!」と会話が盛り上がり、再び相談する姿が見られました。

また、そら組さんの男の子はテラス付きのお家で女の子はお菓子の家と、互いにアイデアを出し合い協力しながら大きな家を作る姿も見られました。

そら組の男の子が車を作ると「ステージを上るのに道路が必要だね!」と、協力しながら坂道を作り上れるか試してみる子もいました。

3日目、作ったお家に飾りをつけたり絵を描いたりと、細部までこだわりながら作っていた子ども達です。

そら組の女の子達が作ったお菓子の家には窓にカーテンも付いています。このカーテンは開け閉めが出来るよう工夫されており、「中から外が見えるけど、外からは見えないようにしたの!」と得意げに話してくれました。

お家の中で「お寿司食べるの!」と言って巻き寿司を作ったり、「掃除しなきゃ」と掃除機を作ったりする子もいましたよ。たいよう組の子どもたちの発想も豊かで、様々な物を組み合わせてイメージを形にしていました。

そら組さんやにじ組さんの作った大きなお家に、たいよう組の子ども達は興味津々。覗き込んでいると「ここから入るよ!」「中で誕生日会するんだ!」と優しく教えてくれました。

最後にステージに飾って完成です!自分のイメージが形となり、皆とても嬉しそうでした。

にこにこデーでの活動を通して様々なことに興味関心を持ち、遊びを深める中で新たな興味が生まれ、さらに考えて試す……この1年での活動を通して、実体験から多くの発見を得てきた子ども達。また異年齢での関わりを通して、自分より小さい子を思いやる気持ちや大きい子への憧れの気持ちを抱き、互いに刺激し合ってきました。

子ども達はこれから何に興味を持ち、どう遊び込んで行くのかな…来年度の活動も楽しみですね!

皆川

社会福祉法人伸晃会 法人本部

〒370-0018 群馬県高崎市新保町297-1 
TEL.027-363-3145 
FAX.027-363-3157 

© SHINKOKAI

ページの上部へ↑