よくある質問

FAQ

園の考え方や方針なども含まれています。

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 子どもは子ども同士の遊びの中からたくさんのことを学び、そこから集団での人間関係や相手の気持ちを思いやったりする心を育みます。集団生活の中では当然子ども同士のトラブルも出てきます。そんな時、自分の子 どもがお友達に迷惑をかけてしまうと、「もうあの子と遊ぶな!」「あなたが悪い!」等と口うるさく言ってしまいがちですが、これでは子どもはトラブルから何も学ぶことが出来ません。大切にしたいのは、どちらが被害者でどちらが加害者という視点でトラブルを捉えるのではなく、そうしたことから何かを学び、自分自身で解決していく能力を育む事ではないでしょうか。

 当園ではそうした考えのもと、転倒や衝突、かみつき、ひっかき、ケンカなど、明らかに一方的な故意によるケガではない場合は、相手の名前を保護者の皆様に伝える事はしておりません。(通院が必要な大きなけがなどは伝える事もあります。)基本的に園内で起きた事は子どもに責任がある訳ではなく、お子様をお預かりしている園に責任があります。もちろん、けがをされたお子様の家族には、そのトラブルの発生状況や原因、その後の対応のなどの説明はさせていただいています。
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 子ども同士の中で「噛みつき」が起きると、噛みつかれた子の保護者も、噛みついた子の保護者も深く悩む傾向があります。当園では園で発生した「噛みつき」も基本的には園の責任と考え、噛みつかれた事やその経緯 その後の対応等はご報告しますが、誰が噛んだかはお知らせしておりません。1歳から2歳前後の子どもたちには、『もの』や『空間』の共有が難しく、おもちゃをはじめ、手の届くもの全てが「自分のもの」と思い込み、更に、他の子が楽しそうに遊んでいるおもちゃに興味を示して、それをも奪おうとします。そうした争いが始まってしまうと、たたいたり、押したりする事で怒りを表現します。そして、たまたま「噛みつく事」を覚えた子どもが、噛むことで怒りを表現するということです。

 したがって、「噛みつく子ども」が、特別気の強い子どもだったり、いじわるだったりするという事ではなく、また、特別に欲求不満だったり、情緒が不安定だという訳でも決してありませんので心配はいりません。噛みつきは言葉を獲得することによって、少しずつ自分の気持ち(くやしさ、もどかしさ、怒り、悲しみ)などをコントロールする力がついてくると自然に減っていくものです。園でも噛みつきの多い子については注意してみていますが1対1の状況で保育をできる環境ではないことをご理解いただきたいと思います。
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小学校入学までに「ひらがなやカタカナの読み書きをできるようにしておかなければならない」と、心配される保護者の方もいらっしゃいます。確かに小学校では入学の時点で、ひながなやカタカナの読み書きだけでな く、漢字まで書ける子どもがいる一方で、ひらがなの読み書きができない子どももいますので、かなり差はあるのが現状です。自分の持ち物を区別するために、自分の名前の読み書きはできるようにしておいた方が良いですが、それ以上は必要ないと思われます。小学校に入ると先生が鉛筆の持ち方、書き順等を1字ずつ丁寧に教えてくださいますので、子どもたちはひらがなや漢字を書くのが嬉しくて、どんどん吸収していくことでしょう。逆に、学校で習うことを先取しすぎると、授業がつまらなく感じてしまい、先生の話を聞く習慣がつかなくなる場合もあります。また、鉛筆の持ち方や書き順を誤って覚えてしまうと、直すのに時間もかかりますので、嫌がる子どもに無理強いして教える必要はありません。

 とは言いましても、読み書きについて園で何もしていないということではありません。園では子どもたちが豊かな遊びや体験を通して文字や言葉に触れたり、数字の概念を学んだり、自ら文字や数字に興味をもてるような環境を設定し、子どもたちの知的好奇心や探究心をくすぐっています。そうした環境の中で子どもたちは身近にある本や知育玩具、ワークブックや読み聞かせ等を通して、数字や文字の読み方、書き方、意味などを自発的に学び、その学びに保育者が気づき、認め、その子の興味に応じていくのが、当園の方針です。
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 手づくのものは確かに温かみがありとてもいいものです。しかし、当園では園で必要とするものの形状に近ければ市販のものであったり、誰かのおさがりであったり、身近にあるもの等で代用していただいて構いません。
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 当園には、以前は保護者会がありました。しかし、園は日中仕事のために子どもを預かる場所であるという前提を考慮し、現在は保護者会活動も保護者会費の徴収もありません。
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 当園では、毎年年少組から園児服と体操服を購入していただき、必要な時期や場面で着用していただいておりました。園児服や体操服については、「小さい子が同じ服を着ているとかわいい」「園外活動の時の目印になる」などの大人視点での利点もありますが、「長く着用させるためにオーバーサイズを購入しがち」「着用機会が少なくもったいない」等の意見もあり、こどもにとって園児服や体操服はどうあるべきかを検討した結果、令和4年度より園児服は廃止に、体操服は普段着着用が可能なTシャツやスウェットに変更となりました。
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 当園では今まで嘔吐で汚れたもののみそのままお返しし、便等はこちらで一度水洗いをしたうえでお返ししていましたが、園内で汚物を洗うことによる感染拡大リスクを考慮するとともに、使用済みオムツの取り扱いによる感染拡大リスクも考慮することを目的に、下記の対応を行っております。

血液、唾液、尿、糞便、嘔吐物等は感染性があるものとみなし、それにより汚染された衣服、寝具等は水洗いせずそのままご家庭に返却させていただきます。園で使用したオムツは保管や持ち帰りによる感染のリスクを考え、持ち帰りはせずに園で廃棄を行います。(処分費用は別途徴収となります)
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 当園では平日は全園児が登園する前提で保育者の配置を行っていることもあり、平日に限り保護者の方がお仕事をお休みの場合もお子様をお預かりしています(8:00-16:00の間で)が、土曜日及び希望保育中は利用人数が少なくなることもあり、事前にお申込をいただき予め人数を把握したうえでその園児数に合わせた職員配置を行っております。そのため、事前申込のない急な受け入れはできなこと、保護者がお休みの場合(父母のいずれかが休みの場合も含む)家庭保育をお願いすることとなっておりますので、保育の可能性がある場合は必ず申込をしておいてください。
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 当園では男性保育者が様々な場面で活躍しています。防犯・防災面はもちろん、男性ならではのダイナミックな遊びや保育手法など、こどもに対する母性のみならず父性の役割も保育の中で当たり前に存在する環境を提供しています。しかし、世の中を見れば少数とは言え男性保育者におむつ交換をされるのは不安だと言う人がいるのも事実です。当園ではそれも承知で男性保育者を採用しています。なぜなら、男性保育者も資格を持った専門職だからです。例えて申し訳ありませんが産婦人科医の男性もいるように、仕事において男性だから女性だからという区別はなく、人としてどうかという部分が最も重要であると考えておりますので、当園では男性保育者がおむつ交換を行うこともありますが保護者の皆様にもそのような観点でご理解いただきたいと思います。