また、私たちは保育者が子どもの視点に立ち、その好奇心や探求心をくすぐるために、一緒に探し、悩み、歩み、笑う園でもあり、生き生きした子どもたちに「一方的な大人の期待」や「根拠の不確かな発達の基準」、「狭い経験に基づく大人主観の普通の子ども像」という物差しを当てることなく、個々の生活・発達に寄り添い、情緒の安定と心身の健康の基礎を培うことを柱に教育・保育を行っています。ただ、近年こうした幼児期を未来への準備時期、学校への準備期間と捉え、幼児教育という名のもとに、漢字や計算、英語などを園の特長としてPRしこどもを大人の価値観の枠にはめ込むところも少なくありません。私たちの園でも英語やサッカーなど専門の講師が行う専門活動はありますが、それらは私たちの園の特長ではなく、教育・保育目標を達成するための手段です。
しかし、いつのまにか専門活動を取り入れている事自体が目的化されてしまい、業者丸投げで園独自の考え方やこどもの主体性が反映されず、本来のこどもを培うべき大切な環境が阻害されている場合もあります。そこで私たちは、豊かな遊びや体験を通してこどもの主体性が尊重され、一人一人の成長や学びに気付き、認め、応える教育・保育実践を心掛け、
やがて咲かせる知恵や知識の大輪の花の土壌作りを、教育・保育理念でもある・イキイキ!(元気で明るく健康に)・ワクワク!(友だちや先生と仲良く楽しく)・ドキドキ!(いろんな事にチャレンジ)の環境の中で行っています。そんな教育・保育実践と価値観を保護者の方や地域の方々と共有し、良い子育てができる環境が「ろっくひよこプリスクール」です。
園長:井草 晃(いぐさ あきら)
大学卒業後、大手医療機器メーカーに入社し営業職に従事。平成8年4月に社会福祉法人伸晃会ひよこ保育園事務職員として入社。平成15年4月にひよこ保育園園長に就任。平成20年4月に六供ひよこ保育園開設に伴いひよこ保育園から異動し六供ひよこ保育園の園長に就任。
好きな言葉:No pain, No gain
資格:保育士資格、社会福祉主事、幼稚園教諭一種免許
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